1月コラム~ACTION~
新年あけましておめでとうございます。早いもので平成も22年を迎えました。1950年生まれの私は、2010年は60歳で還暦を迎えます。そして29歳で税理士として独立した私は、独立30年になりました。良いスタッフに恵まれ、関与先の皆様のご厚情…
財務プランニング会長
Official Column
新年あけましておめでとうございます。早いもので平成も22年を迎えました。1950年生まれの私は、2010年は60歳で還暦を迎えます。そして29歳で税理士として独立した私は、独立30年になりました。良いスタッフに恵まれ、関与先の皆様のご厚情…
2009年10月に入り財務ネット21、(第42号)の発行時期がきました。 昨年のこの時期に、サブ、プライムローンを問題として、利益至上主義を突っ走った、リーマンブラザーズが破綻しました。それから、はや1年が過ぎました。リーマンブラザーズ…
平成21年2月になりました。新聞を見ていますと、大手電機メーカーを始めとする製造業で、何万人単位の人員削減を実施していることが、毎日のように報じられています。私はアメリカ発の世界金融危機がこんなに早く、しかも大規模に世界の製造業にまで影響…
私は、税理士法人財務プランニングの会長であり、税理士でもある佐藤 昇です。
「税理士でもある」という自己紹介をしたのには、キチンとした理由があります。多くの会計事務所の所長がそうであるように、私も30年前の開業当初は、「佐藤昇会計事務所」の所長としてスタートしました。しかし、開業して数年経つうちに、「いつまでも、税理士先生という肩書きだけで良いのか?」という疑問を持つようになりました。
と、言うのも私が税理士なろうと志した理由は、なにも税金の計算がしたかったからではなく、多くの中小企業の経営者の皆さんに「現場」で役に立つアドバイスがしたかったからです。
会社を経営していて実感するのが、戦後70年を越えた現在は「第三の変革期」であるということです。ようやく20年以上にもわたるバブル経済崩壊の後遺症から脱しようとしていますが、以前と同じような社会や経済のルールに戻る訳ではありません。第一の変革期であった「明治維新」や第二の変革期であった「第二次世界大戦」後の世界のように、今までの常識がある意味通用しない新しい経済の動きが始まっているのです。
日本はこの十数年で少子高齢化が加速し、マーケットの主人公が変わりつつあります。またこれから数年のうちに発生する「団塊の世代」の退職等、社会・経済が大きく変わる要因がたくさんあります。では、数年のうちに激変するであろう社会の中でどうすれば企業経営の舵を上手く取っていくことができるのでしょうか。
私は、「進化論」で有名なダーウィンの言葉の中にそのヒントを見つけました。
会長・税理士 佐藤 昇